芸人の闇営業での処分について




お笑いコンビの「カラテカ」入江慎也(42)は、2019.06.04をもって吉本興業から解雇されたがこの事件はこれだけで終わらなかった。

お笑いコンビ「スリムクラブ」真栄田(まえだ)賢(43)と内間政成(43)、「2700」の八十島宏行(35)と常道裕史(36)の4人は無期限謹慎処分

「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)、「ロンドンブーツ1号2号」田村亮(47)、「レイザーラモン」HG(43)、「ガリットチュウ」福島善成(41)、くまだまさし(45)、「ザ・パンチ」パンチ浜崎(38)、「天津」木村卓寛(43)、ムーディ勝山(39)、「ストロベビー」ディエゴ(41)の計9人を謹慎処分にすると発表した。

そしてワタナベエンターテインメントも所属芸人の「ザブングル」加藤歩(44)と松尾陽介(42)も無期限謹慎処分と発表。

闇営業によって裏社会とのつながりが明るみに出た(本人達は知らなかったと言っている)ため、吉本興業は重くみて謹慎処分に動いた。

当初、宮迫と田村亮は金銭の受け取りはないとコメントしていたため炎上に拍車をかけたといえる。

うまく世間を騙して逃げようとしたが結果として、必要以上に重い処分になった。




 

今回の闇営業の何がいけなかったのか?

犯罪組織との繋がりはよくないことは分かるが、今回の場合は相手が犯罪組織だと知らなかったと言っている。

中には分かって参加しているものもいるだろうが、島田紳助のときのような(引退)リスクを考えたらそれなりに売れている芸人が進んで参加するとは思えない。

このような相手のことを知らずに参加した場合も犯罪に当たるのだろうか。

 

答えとしては、闇営業自体は罪に該当しない。

 

罪に当たるのは犯罪組織からの金銭授受である。組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律(組織的犯罪処罰法)第11条の「犯罪収益等収受罪」にあたる可能性がある。

知っていて受け取った場合は、「三年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」という処罰を受けることになる。

つまりは、「知らずに受け取るのは仕方ないが、知っていて受け取るのは犯罪ですよ」ということだ。

 

テレビという強い影響力を持つメディアに出る芸人は、こういった犯罪組織との関与は避けなければいけない。

たとえ犯罪にならなくてもだ。

もし実際に参加しておかしいと思ったならば、金銭を返すなり受け取らないなどの予防はせめて必要になると思う。

闇営業は直接自分たちで営業し、お金を稼ぐのだからそれぐらいのリスク管理が出来なければしてはいけない。

 




今回の処分は妥当か?

初期段階では、普段より重い処分だと感じた人が多いはずだ。

調査した段階でかなり根が深い問題だと見て、事務所は重めの処分にしたためだ。

かなりの割合で闇営業している芸人が多く、初動を間違えると事務所にも責任を受ける可能性がある。そのため今回の処分に至ったのだと思うが、結果として妥当な処分になった。

リスクが明るみに出た以上、事務所の手腕にこれからの未来がかかっている。

スポンサーからの広告収入によって成り立っているテレビ業界では、今回の件で芸人を起用するリスクが高くなってしまった。

今後、芸人起用を避ける可能性があるためだ。

だが自分の芸人を起用してもらうには確実に問題ないといえなければならない。

潔白を証明出来る芸人が何人いるのだろうか。

これから事務所は判断しなければいけない。自らの責任でだ。

そのまず一歩としての処分なのだ。

 




処分された芸人達の今後

当面は謹慎したままになるだろう。

少なくとも事務所内の問題が解決するまでは復帰はしないはずだ。

ただ嘘を公言した宮迫と田村亮が復帰できるかはわからない。完全に信用を失墜させてしまった彼らは他の芸人とは問題が異なる。

ただテレビにしがみつく必要はないと思う。

炎上をうまく使うなら、ネットをメインすればいい。代表的なのはYouTubeやブログだ。

見たい時に見たいものを自由にみることのできるこれらのコンテンツは、これからもっと伸びるだろう。そこで活動すればいい。

そうすれば見たくない人は見ないし、アンチも立派な視聴者だ。

 

最後に

 

それなりに売れている芸人が謹慎処分になったため、非常に話題になった今回の騒動。

そもそもの原因は所得の低さだと一部で問題になっている。

吉本9:本人1という割合でギャラが分配されるらしいが、なぜその条件である吉本にこだわる謎である。

生活が出来ないから闇営業するならば、闇営業だけをしていればいいのではないか?

そして条件の合う事務所に移ればいいのではないだろうか。

 

人生は積み重ねていくものであるが、罪重ねたら意味がないだろう。

 

現状がすべてではないし変えることは非常に難しいが、それでも今一度自分を見つめなおす必要があるのかもしれない。

これだけ多く生き方ができる現代なのだから。




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