今年は猛威をふるっているインフルエンザ。記録的な大流行になりそうです。
県内でも学校閉鎖など起きているようで、インフルエンザ警報が発令されています。
そんなインフルエンザですが、そもそもインフルエンザって何か知っていますか?
風邪との違いは?
私は高熱がでるっていうくらいしかわかりません。
なので調べてみました。

インフルエンザとは
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが体内で増殖することによって引き起こされる呼吸器感染症です。
風邪に比べて症状重く、子供や高齢者では重症化することがあります。
発症者は0~9歳が約半数、死亡者は65歳以上が半分を占めています。
主な症状として
高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、せき、のどの痛み、鼻水、食欲不振、下痢や腹痛などがあげられます。
また潜伏期間は1~2日で、急な高熱や関節痛・筋肉痛があらわれます。
私も過去にインフルエンザにかかったことがありますが、風邪と比べて非常にしんどいです。かなりの高熱で動くこともできず、ものすごい吐き気でトイレにこもっていました。
誰かに看病してもらわないと困るほど辛く何もできません。
それほどインフルエンザを発症すると重症になるのです。

インフルエンザウイルスの種類
A型、B型、C型の3種類あり、それぞれ特徴が異なります。
A型
A型の中で144種類あり、ほかのB型、C型と比べて症状が激しいです。
38℃以上の高熱、関節痛・筋肉痛、悪寒・寒気や頭痛などの症状がでます。
このA型は毎年小さな進化をしており、過去にない型になると新型インフルエンザとなります。
新型インフルエンザになるとワクチンが効かないため、世界的大流行となるのです。
また豚や鳥などにも感染するようです。
B型
A型と比べると比較的軽度になることが多いです。
下痢や腹痛など消化器症状が多く、高熱が出ない場合があり、人と人との間でしか感染しません。
下痢や嘔吐を薬で抑えると治りが遅くなるようで、医者の処方ではなく自己判断での薬の使用は控えたほうがよさそうです。
またノロウイルスと症状が似ており、処置が異なるため注意が必要です。
かかった場合はすぐに病院に行き、検査を受けましょう。
またB型は以前は数年単位で流行していましたが、ここ最近は毎年流行しているようです。
C型
A型やB型に比べ症状が軽いことが多いです。またいったん免疫を得ると、その免疫は一生続くと考えられています。
特徴としては鼻風邪に似ており、7歳以下でほとんどの人はかかってしまうので、気付かない場合が多いです。

感染経路
飛沫感染
感染している人のせきやくしゃみ、会話の時にウイルスが鼻や口から侵入し、感染してしまいます。これを飛沫感染といいます。
インフルエンザの感染者が1回くしゃみをすると200万個、1回のせきで10万個のウイルスが飛散します。
およそ1.5m範囲の人は感染のリスクが高まるので、かならずマスクをつけるようにしましょう。
接触感染
ドアノブやほかの人が接触した場所やものなどの環境表面に付着したウイルスへの接触により、鼻や口などの粘膜、傷口などからの感染を接触感染といいます。
手洗い・消毒をしっかりしましょう。

予防接種
インフルエンザの予防接種ってどういうイメージを持っていますか。
わたしはいつも受けていません。型が外れると効果がないと聞くので、する意味がないかなと思っています。そもそも毎年かからないのでその他の方法で予防ができているのかもしれません。
では本当に意味がないのでしょうか?
WHOで予測されたものを日本の研究機関で検討しワクチンがつくられるみたいです。
いまでは4価ワクチンが使用されています。
4価ワクチンとは、A型の「H1N1」、「H3N2」とB型の「山形系統」、「ビクトリア系統」の4つのよく流行するタイプをカバーするワクチンです。
予防接種は予防という文字がありますが、感染はしてしまうみたいです。
ただ感染してもワクチンによる抗体があるため、症状は軽くなります。
そして型が外れてしまっても50~60%は効果があるみたいです。

かかってしまったら
もしもかかってしまったらすぐに病院に行きましょう。
そして高熱や下痢・嘔吐の症状が出るため水分補給は必ずするようにして下さい。一人暮らしのかたは、あらかじめポカリスエットなどの飲料水などを備蓄しておくといいと思います。
みなさまインフルエンザ予防をしっかりとし、この冬を乗り切りましょう。



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