SonyのWH-1000といえばノイズキャンセリングヘッドホンを代表するシリーズ。
3万円を超える価格は決して安いとはいえないが、それでもベストセラーになるこのモデルには、十分すぎる魅力が詰め込まれている。
この魅力を理解することができたのなら、Sonyが戦略的にこの価格で売り出していることに気づくことができると思う。
Sonyの技術が余すことなく詰め込まれている本機は、安いといえるとてもお買い得なモデルなのである。
自分だけのプライベート空間を直ちに作り出すことができる本機はまちがいなく買いの一台であり、興味のない人を一度は触れてほしいと思う。

主な仕様

カラー:ブラック、プラチナシルバー
充電時間:約3時間(10分の急速充電で5時間の使用が可能)
連続使用時間:最大30時間(NC使用時)
充電方式:USB
質量:約265g
付属品:接続ケーブル、キャリングケース、USBケーブル、航空機用プラグアダプター
通信方式:Bluetooth標準規格 Ver.4.2
最大通信距離:約10m
対応コーデック:LDAC,aptX HD,aptX,AAC,SBC

評論
まずカラーだが、質感の高いマットカラーの二色。とても高級感のある色で、大人でも使いやすい仕様になっている。

ヘッドホンは見た目も非常に重要になるため、年代を選ばないこのデザインと色はとても素晴らしいと思える。
最高にジャケットの似合うヘッドホンといえるだろう。

「NCオプティマイザー」といわれる機能が備わっており、眼鏡や髪形などの個人差を検出、さらに環境にも合わせた設定をすることで、一人一人に合わせた最適なノイズキャンセリングの設定を行うことができる。
これにより先代よりも一段階アップしたノイズキャンセリングをより良い環境で体感することができる。
ホワイトノイズと言われる「サー」とした逆位相の信号を発するときに出る音が、非常に少ないのもとてもいい。
これは「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」という、従来比4倍の処理能力を持つ新開発の技術がひと役かっているものと思える。

最後に