人生において何の仕事するか、どこの企業に就職するかは非常に重要です。
好きなことで生きていく
という言葉があるように生きていくためには仕事をする必要があり、差はあれど一日の半分近くの時間を仕事で過ごすようになります。
これは労働だけの時間ではなく拘束時間になります。
拘束時間を具体的にいえば、
・休憩時間
・労働時間
の三つになります。
つまりはお金が発生する時間だけが仕事に使っている時間ではないということです。
では自分に置き換えて考えてみてください。

そんな人生を幸福に送るために切っても切れない仕事ですが、多くの人が会社員として働くと思います。
会社員ならばなるべく良い条件のところに就職したいとみんな思うでしょう。
ですがなかなか希望に合う企業に採用されるのは難しいものです。
アナタはどんな企業を希望しますか?
高い給料ですか?知名度ですか?自分自身を活かせそうなところですか?家に近いところですか?なるべく楽な業務内容のところですか?
何に重きを置くかに差はあれど優遇された好条件のところが良いのはみんな同じです。
そんな好条件をそろえようと思えば、選択肢は大企業や有名企業になってきます。
ではそんな大企業や有名企業に就職したらどうなるか紹介します。
業界大手に給料

まず所得ですが会社規模が多くなるほど収益が高いため、より多くの給料が貰える傾向にあります。
給料ですが大きく分けると、
・基本給
・手当
・ボーナス
になります。
基本的にこの三つで私たちの給料は構成されています。
企業によって大きく差がでるのが手当とボーナスではないでしょうか?
また手当と一言でいっても内容は様々で「家族手当」「役職手当」「通勤手当」「資格手当」「地域手当」「出張手当」などなどたくさんあります。
その大きい会社ほどひとつひとつが高めに設定してあります。
ではなぜこれらを基本給に含まないのでしょうか?
答えは簡単、会社が無駄にお金を払いたくないからです。
ベースである基本給を高く設定してしまうと対象が広がってしまい会社は多くの会社員に高い賃金を支払う必要があります。
内容を細分化すれば手当を高く設定しても対象が少なくなり、最低限の支払いで会社は済みます。
給与を上げなければ優秀な社員は集まりませんが、上げ過ぎれば会社の負担になってしまいます。
お互いがWinになる関係を保持するための制度になるのです。
ちなみにトヨタでは、子供に対する扶養手当が一人2万円だそうです。
私のところでは三人から2万円なのでトヨタはかなり高い設定ですね。ちなみに私が以前勤めていた会社だと子供一人の手当は一律5千円でした。
なので子供が二人いる場合はトヨタと比べると月あたり3万円差がついてしまいます。
これだけで大きい差がつきますね。
そして交代勤務があるところだと、交代勤務手当があります。
これは深夜勤務手当とは別のものになります。
22時から5時までの深夜帯につく割増手当(1.25倍)で労働基準法で定まっています。
交代勤務手当は、会社によって基準は違いますが一般的なのは日勤以外の勤務時間に1.25倍の割増手当を支給するものが多いようです。これは企業による手当なので当然採用していない企業もあります。
この有無はかなり給料に差が生まれるため、交代勤務をしなければならない仕事につく場合は必ずチェックしましょう。

ここでもかなり差が生まれるので必ずチェックなきゃダメだね
所得の多さは幸福度に直結するで、基本給以外をよくチェックして就職先を選定しましょう。
業界大手に就職すると変わる印象

就職先が聞き覚えのある企業だと周りの印象がかなり変わります。
親しみが湧きやすく興味を持ってもらいやすくなりますし、話題の種になるので、メリットが非常に多くなります。
特に初対面の人に効果大で、商談や結婚する際に相手に良い評価を持ってもらいやすく、自己紹介の手間も省けます。
そして周りの評価もそうですが、自分のモチベーションの維持や高さにもつながります。
会社が大きいと扱う業務の幅が広く一人一人に求められるスキルも高くなります。
仕事のウエイトが重くなればなるほど、責任感が強くなり、それがロイヤリティ(忠誠心)に繋がります。
日本人は特に自国や会社に対するロイヤリティが低いので、社員の意識向上しやすさに一役買っています。
休日の多さ

基本的にカレンダー通りの休みを設けているところが多いと思いますが、会社が大きいほど休日は多くなる傾向にあります。
私のところは年間休日が120日を超えており、ニュースなどで放送される最大期間の長期連休があります。
土曜日が隔週で仕事のところもありますが、大企業だと完全週休二日制をとっているところが多く基本給が高めなので、満足度は高いといえます。

これはその他手当にも影響されるから簡単に考えたらダメだね。
また育児休暇や看護休暇、時間有給休暇などもあり働きやすい傾向もあるから、就職する際はそういうところもチェックしてね。
働く環境の変化

前の会社だとハラスメントはいい加減でしたが、今の会社だとかなり厳しく社員全員に教育し、外部のホットラインも設けています。
これは企業努力次第なので会社規模は関係ありませんが、資金が潤沢にある大企業のほうが管理が厳しくしている傾向にあります。
そして自分のスキルを活かしやすい職場に異動しやすいのも大企業の特徴です。
会社規模が大きければ大きいほど部署が多く、様々な仕事があります。
なので自分を活かせる仕事や環境を見つけやすくなります。
異動願いのようなものあり、ヒヤリングや面談で異動希望することをでき、上司推薦が必要ですが上級部門に異動することもでき仕事の幅が広がります。