多くの支援者が被災地でボランティア活動しています。
もちろんその中に企業もいて、ボランティア活動による宣伝効果でお金を得る場合もあります。
これは偽善行為と非難する人がいますが、はたして偽善行為なのでしょうか?
結果助かる人がいればボランティア活動なのか、すべて無償でノーリターンでなければボランティア活動ではないのか。
一体どちらが正しいのでしょうか。
今回は、ボランティア活動の在り方についてお話します。
ボランティア活動は尊く、正しい
ボランティア活動は様々ありますが、どれも正しく素晴らしいのは断言できます。
問題を呈するだけで行動しないより、少しでもボランティア活動する人は素晴らしいと思います。
これだけ簡単に支援できる世の中になっても、なかなか出来るものではないからです。
身近なもので言えば、募金や献血などが挙げられますが、どれだけの人が定期的に行っているのでしょうか。
もちろん義務ではなく、強制されるものではないのは確かで、だからこそ尊いものなのです。
ボランティアの活動資金
個人でやる場合は実費になります。
最初は良いですが、長期になると資金不足に悩まされることになると思います。
そうなると支援者はボランティア活動を中止することになります。
資金が無くなると自分の生活費もなくなるので、資金を再度調達するにせよ活動停止することになってします。
この中途半端なボランティア活動も偽善行為なのでしょうか。
皆ができる範囲での支援で良いと思いますが、被災者は継続した安定的なボランティア活動を望むはずです。
それは当たり前で、今日のご飯はあるけど明日はないのでは困るからです。
そこで企業が活動に参加して、広告活動を合わせて行うとどうでしょう?
まわりまわって企業にお金が入ると、継続したボランティア活動を行うことができます。
ボランティア活動がイメージアップに繋がり、商品が売れると企業にお金が入り、それが被災者への支援に代わる。
これほど良いサイクルはないでしょう。
結果、被災者が助かるビジネスモデルがボランティア活動でも必要で、継続した支援が安定的な被災者の生活につながります。
しかしそういったボランティアじゃないとダメなのかといえばそうではなく、そういったボランティアビジネスもないとダメだということで、個人が短期間に行う活動も十分な支援になるとも思います。
被災者のためになればいいのですから。
手段の正当性だけでなく、しっかりとゴールをイメージしたビジョンがボランティア活動にも必要だということです。
最後に
結論としては、ボランティア=ビジネスでも良いと思います。
ビジネスとして成り立つといことは、それだけしっかりとしたビジョンとプランで活動しているということで、長期的・安定的な活動を期待できます。
ただ私腹を肥やすようなビジネスはあってはならないと思います。
最大限、被災者を支援出来るビジネスモデルをプランニングし、活動することによって手を取り合って生きれる世界が、作られるのだと思います。
そして募金に興味がない人も、ボランティア活動している企業の商品を敢えて購入することにより、ボランティア活動に参加することが出来ます。
出来ることは目の前にたくさんあります。
これから個人の信用の時代。
人のためになることが自分のためになります。
あなたの持っている余裕を必要としている人に分けてあげませんか?