「ネタバレなし」最新アニメ映画の技術が唸る!劇場版 呪術廻戦の魅力を紹介

2021/12/24に公開された映画「劇場版 呪術廻戦0」は、初日だけで動員100万人を超えるとみているほど人気がある。

(あにき)
週末の動員数は190万人、興行収入は24億円を超え、鬼滅の刃に次ぐ歴代二位を記録しているぞ!!

 

最近の単行本の売り上げ上位を独占している人気漫画である「呪術廻戦」の映画なのだから当然といえば当然なのだが、だからこそ劇場版に対する評価は厳しいものとなる。

先日鬼滅の刃が映画の歴史を塗り替える記録を作ったことが記憶に新しいが、同じ「週刊少年ジャンプ」で連載されている(鬼滅の刃は連載終了)のだから、呪術廻戦に期待しないなんてありえない。

 

勝手に評論家が世の中には多くいると思うのだが、筆者も同様に勝手にどれほどのものかと上から目線で映画館に足を運んだのだが、映画は期待を大幅に超えるクオリティに仕上がっており、映画館で観るからこそ味わえる「呪術廻戦」の世界がそこには広がっていた。

映画の値段は、興味のない人からしたら非常に高価な価格だが、僅か二千円ほどでこれほどの感動を味わえるのだからはっきり言って安いと筆者は今回の呪術廻戦を観て感じた。

 

それまでの映画もあるが、価値観を変えてしまうほど今回の呪術廻戦は凄かった。

今回はそんな劇場版 呪術廻戦の魅力をお伝えしたいと思う。

 

アニメだからこそ出来る演出を惜しみなく表現する技術力

 

通常の映画でも、もはやCGなくては成り立たないほどコンピューターグラフィックの技術は進み、我々に迫力のあるアクションや壮大な世界観を提供してくれている。

その高い技術で芸術とも思えるアニメクオリティを作りだしているのが、「呪術廻戦」及び「劇場版 呪術廻戦0」を制作している「ⅯAPPA」だ。

 

2011年6月にマッドハウスを退職した丸山正雄が70歳のときに設立し、代表取締役に就任した[1]。当初は片渕須直監督の「この世界の片隅に」を制作することを目的としており、後に渡辺信一郎監督が合流してテレビアニメの制作も手掛けることとなった[2]

その後、2016年4月に設立メンバーでSTUDIO 4℃の制作出身の大塚学が2代目社長となり、丸山は会長となる。なお丸山は同時期に企画・プリプロダクション専門の「スタジオM2」を立ち上げ、そちらの社長にもなっている[3]

MAPPAが初めてテレビシリーズを挟まずに制作した長編アニメーション映画『この世界の片隅に』(2016年)は第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞に選出された。本作の完成直後、プロデューサーを務めた松尾亮一郎は独立し、株式会社CLAPを設立。同制作チームもCLAPへ移籍することになった[4][5]

2018年4月2日、仙台市にスタジオを開設した[6]

同年10月22日、大手広告代理店の電通サンライズぴえろなど有力アニメスタジオ8社と連携し、ブランドの魅力を高める映像コンテンツをアニメーションで制作する体制を構築した[7][8]。それに伴って、電通本社内にはグループ横断組織「Dentsu Japanimation Studio」(電通ジャパニメーションスタジオ)の本部が設置された[9]

2019年9月、片渕の次回作の制作を目的とするスタジオ・株式会社コントレールを設立し、大塚が代表取締役に、片渕が取締役に就任する[2][10]

2020年10月23日、サイエンスSARU韓国ソウル市に本社を置くスタジオミールなど国内外のアニメ制作会社3社と共に、Netflixとの間で新規作品制作における包括的業務提携が締結された[11][12]

同年に制作した『呪術廻戦』は、『Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2020 – 2021​』において、作品賞(TV部門)・脚本賞・スタジオ賞の計3冠を達成した。

出典:Wikipedia

 

この「MAPPA」という会社は、2022年以降に「地獄楽」、「チェンソーマン」を控える売れっ子制作会社だ。

アニメ「呪術廻戦」をみてわかるように映像はかなり迫力があり、見ていて楽しく感じるように工夫が随所にみられる。

 

そんなMAPPAが制作した映画なのだから悪いわけない、というわけなのである。

スピード感やリズム、そして迫力のどれをとっても最高峰で文句のつけようのない仕上がりであり、子供はもちろん大人も充分に満足できる作品だった。

 

ベテラン声優の渾身の演技が己骨憂太に魂を吹き込む

 

今回の「劇場版 呪術廻戦0」の主人公である気弱な高校一年生「己骨憂太」を演じるのが超ベテラン声優である緒方恵美さんである

エヴァンゲリオンの碇シンジを演じているため、声を聞くだけですぐにわかってしまうと思うが、彼女の演技が素晴らしかった。

 

環境や状況を声だけ自然と判別できるし、絵コンテ以上の情報が演技で分かる。

かつて声優なんてものは誰でもできると言っている人がいたが、俳優と並んで何か演ずることは非常に難しい技術であり、また素晴らしいと改めて感じた。

 

それほどまでに凄く、呪術廻戦はもともと有名な声優が各キャラを演じているがそれらが霞むほど凄かったと思った。

ぜひとも映画館の迫力あるシアターで、感じてもらいたいと思う。

 

シーンは少なくとも主要キャラは全員登場(一年以外)

 

今回の話は呪術高専の現二年生が一年のときの話であるため、虎杖など一年は必然的に登場しない。

そのため虎杖、伏黒、釘崎は当然登場せず、己骨と禪院真希、パンダ、狗巻棘、五条悟がメインキャラとして登場する。

 

メインとして本編では登場シーンの少ない禪院真希が多く登場し、己骨との会話が本編の補完が出来ていたため見る価値十分にある。

 

京都校の二年生は全員登場するため、各キャラのファンは安心してほしい(戦闘シーンはあるがシーンは短い)。

この辺は劇場版への配慮だと思われるが、この采配は良かったと思う。

 

終盤での五条悟と己骨の各戦闘シーンは目を見張るものがあり、息をのむほど凄い。

このシーンを見るだけで潤沢な予算がある映画化にしたことは正解だと思った。

 

ラストまで飽きさせない物語

 

序盤は己骨が呪いに苦しんでいる描写から始まる…

その呪いとは、幼少のころに結婚の約束をしていた祈本里香だった。

 

なぜ祈本里香は強力な特級過呪怨霊となったのか、己骨は彼女から解放されるのかがこの物語の核となるのだが、その謎解きと己骨の成長と友情+愛がテーマとなっている。

いかにも映画向きの設定だ。

 

ネタバレしないため多くを語ることが出来なく残念なのだが、とても切なく美しい物語であったとだけお伝えしておきたいと思う。

 

 

 

もう一回は見ておきたいと思ってしまうほど、秀逸な内容であり、作者である芥見下々先生のセンスを垣間見た気がした。

筆者はこの「劇場版 呪術廻戦0」のストーリーが非常に気に入ったため、DVDは買おうと思っている。

 

アニメなんてと思っている人にこそ観てほしい作品

呪術廻戦0は、アニメなんて子供の観るものだからと思っている人にこそ観てほしい作品だった。

それほど作品のクオリティはすごく単純にその素晴らしさに感動した。

おそるべきほどの熱量が込められており、これ以上は存在ないと言い切れるほどの最高作品を作るという想いを節々に感じた。

 

多くの大人が一つの作品を完成に向けて何年もかけて作る。

「仕事だから」という言葉の概念を超えて、苛立ちや苦悩、熱意や失意など、すべてを注ぎ込まれて作られた今作はまごうことない渾身作である。

あぁ、これほど心を動かされるものが人生において何回あるだろうか…

たかが漫画であり、たかがアニメだ。

それは変わらないと思うが、その裏側を感じれることが子供と大人の違いだと思う。

もちろん純粋に作品の世界観を感じるのも間違いではなく、本来それが正解だ。

 

ただ筆者が言いたいのは食わず物嫌いをするのは勿体ないということだ。

これだけの作品を意味もなく拒否するのは非常に勿体なく、はっきり言って人生を損していると思えるレベルだ。

 

秀逸な物語、正解最高峰の技術力、魂を吹き込む実力派声優陣、多くのクリエイターが作り上げたアニメーション。

2021年の最後にふさわしい最高の作品であったといえる。

 

おそらくこの魅力は映画館でしか100%は伝わらないと思うので、上映中に見ていただきたいと思う。

そして呪術廻戦のメインキャラである最強呪術師 五条悟の過去を観ておいて損はないので、ぜひお近くの劇場へ足を運んでいただきたい。