元プロドライバーが教える雪道を安全に走るための運転の仕方

私の地元は岡山県の山地なので結構な雪が降る。

それはもう膝なんて簡単に埋まってしまうほど降るため、雪道が苦手な人は迷わず4WDの車を購入するほど積雪がある

それでも最近は降らなくなった方で、小学生くらいのときは積もった雪を横から堀り、そのまま「かまくら」を作った記憶がある。

そんな環境で私が選んだ車はマツダのロータリースポーツカーFD3Sだった。

世界で唯一量産化に成功したロータリーエンジンを搭載するピュアスポーツカー RX-7(FD3S)

 

FR(後輪駆動)車であり、ハイパワー車である。

 

 

雪道には最悪の組み合わせだったが、無事故で今まで来ているし、FF車や高級セダンやミニバン、トラックまで乗ってきたので、それらを踏まえて雪道運転の注意点を紹介したいと思う。

 

一般的にはFF・4WD車が強いとされるが、路面μ(摩擦抵抗)が低い状態で走行する場合は、特性はあるが基本的には変わらないと思ってほしい。

インプレッサを買ったからラリードライバーのような走行はできないように、四輪が路面に接地した乗り物くらいに考えているほうがいいと思う。

 

なんにせよ一番大事になるのは、イライラせずに安全マージンを保った運転を心がけることなので、時間に余裕を持った行動を行ってほしいと思う。

事故はすきる不足おより自身の行動が原因であることがほとんどであるため注意してほしい。

 

 

 

急のつく運転はしないようにする

急ハンドル、急ブレーキ、急発進など急のつく運転は決してしないようにする必要がある。

 

・急にハンドルを切るような運転をするとタイヤのグリップを超え、スリップしてしまう

・急ブレーキをしても、タイヤのグリップよりブレーキの制動力が勝ってしまい、ブレーキがロックし制動距離が延びてしまう

・急発信した場合は、駆動力がタイヤのグリップを超えてしまい、空転してしまう

 

ちょっとした雪でも凍結していたら一瞬で滑るし、濡れていたら凍った路面とタイヤの間に水が挟まり、非常に危険。

滑ってしまったときは、どの操作に対し、タイヤのグリップを使うかで対応が変わる。

 

ブレーキによってタイヤがロックしたなら、ブレーキペダルの踏力を弱める必要があるし、ホイルスピン(駆動輪のスピン)したならアクセルペダルの踏力を弱める。

そして横滑りしたならカウンターステア(ハンドルを進行方向とは逆に切る)をあててやる必要がでてくる。

 

どの現象も適切な操作を行わなければ、操作不能状態となるため非常に危険である。

人間介入する余地を増やすため、雪道走行ではゆっくり走るということが鉄則になる。

 

エンジンブレーキを活用する

長い下り道のときに使うエンジンブレーキを雪道でもぜひ活用してほしい。

普通のブレーキだとロックしてしまい危険なので、エンジンブレーキを多用し、減速をするようにする。

 

通常のブレーキに比べ制動距離は伸びるし、決定的な制動力はないが、通常のブレーキに比べればはるかに安全だ。

 

使い方がわからない方はオートマのインパネを見てほしい。

P、R、N、D、2、Lの下に数字があると思うが、その中で使用するのは2、Lだ。

 

ドライブギアの段数を表しており、2はセカンドギア(2速)、Lはローギア(1速)を表している。

MTモードが付いている車両は、そちらを選択してほしい。

より細かいギアの選択が可能になり、適切なエンジンブレーキが使用できる。

 

良質で状態の良いスタッドレスを使用する

スタッドレスといっても世界有数の自動車の国である日本においては数々のメーカーが存在する。

その中でも私が薦めるのがブリジストンのブリザックである。

 

車はタイヤの性能以上の動きはできないため、タイヤをケチるのはすすめない。

そのため最大手であるブリジストン社製のものが性能も良く、安全だ。

だがヨコハマゴム社製のものでも間違いはないため、両社の中で選ぶのがいい。

スタッドレスだが実は寿命がある。

溝がまだ残っていても長年使用しているとパフォーマンスが低下していくため、定期的に交換してやる必要がある。

 

2.3年で交換するのがいいとされているが、予算の限られている人は実際に雪道を走ってみて判断するのがいい。

ただ速度を出しすぎると危険なので、広くて安全なところで試してみるのがいいと思う。

 

タイヤは海外製のものがすごく安く売られているが、スタッドレスに関しては国産メーカーのものを選択してほしい。

値段は高いですがその分高い性能を発揮してくれるため、安心安全をこの程度か価格差で手に入るなら安いと思うからだ。

 

ちなみに私は「カーポートマルゼン」で購入することが多い。

安くて丁寧だし、よくある製造が古いものが送られてくることもない。

カーポートマルゼン

 

 

イライラしたり急がない

これが一番だと思う。

特に通勤時に、朝の渋滞で遅刻気味になってくればイライラしてしまうものだが、少々遅刻してもゆっくりと運転してほしい。

もちろん間に合うようにいつもより早く起きるのが一番の解決策だと思うが、どうしても起きれない人もいると思うので、出来る限りで頑張ってほしい。

 

コーヒーでも飲みながら、うんと深呼吸をして、ゆったり通勤してほしい。

 

 

 

最後に

本当の雪の日というのは危険で慣れていても、スキルがあってもどうしようもない状況になったりします。

そのため初心者でもベテランでも気を抜いたら事故をします。

 

おっととヒヤリハットの事象があれば、気を引き締め直して運転してほしい。

もし人と接触事故を起こし、それが死亡事故にでもなったら、償えない代償を背負うことになってしまいます。

 

きちんとした知識を持っていつもよりゆっくりな運転で、無事に冬を越してほしいと思う。

 

 

 

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